other

DIAGNOSIS内科、外科、健康診断

内科

一般内科では、風邪や発熱、腹痛や下痢などの症状から、高血圧や糖尿病などの生活習慣病など総合的な治療を行っております。
消化器内科では、食道から胃に至る消化管の腫瘍や炎症性疾患について、麻酔を用いた内視鏡検査を中心に、幅広く診療しています。

外科

日帰り手術(特に鼠径ヘルニア(脱腸)、臍ヘルニア(でべそ)、下肢静脈瘤等)の当日帰宅率は99.9%です。
入院の必要な手術は協力病院にて院長が執刀します。
遠方の方、当日帰宅が不安の方や腹腔鏡下手術を受けられた方のために、入院での治療も行っています。

健康診断

名古屋市健診(検診)を行っています。
成人基本健康診査、胃がん検診、大腸がん検診、乳がん検診、C型・B型肝炎ウィルス検査、乳児一般健康診査、各種予防接種などを行います。

DUPIXENTアトピー性皮膚炎・喘息治療

アトピー性皮膚炎治療

※保険診療の対象となります。

アトピー性皮膚炎は「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」の3つの要素が関係しあい、悪循環を形成します。どれか1つだけではなく、3つすべてに着目し、良い状態を長く維持することが大切です。

「デュピクセント」はアトピー性皮膚炎の皮疹やかゆみの原因となる、「IL-4」と「IL-13」という物質のはたらきを抑える画期的な治療薬です。
IL-4とIL-13をおさえることで、アトピー性皮膚炎の主な要因である「炎症」「かゆみ」「バリア機能低下」のすべてに対する効果が期待できます。

2週間に1回の注射をすることで、重症アトピー性皮膚炎の患者様でも大きな効果を発揮します。

喘息(ぜんそく)治療

※保険診療の対象となります。

喘息(ぜんそく)は、アレルゲンやウイルス感染などによって、気道が刺激され、Th2細胞やILC2という細胞が活性化されると、IL-4、5、13といった喘息で中心的な役割を果たす炎症物質が放出されます。
これらは、直接気道に悪影響を与えるだけでなく、他のアレルギー担当細胞を刺激して、 さらに多くの炎症物質を放出させ、気道を狭くしたり、過敏にしたりします。

「デュピクセント」は、IL-4とIL-13という物質の働きを抑え、気道の炎症ルートを改善することで、炎症が発生するのを抑えます。

2週間に1回の注射をすることで、重症喘息(ぜんそく)の患者様でも大きな効果を発揮します。

生後6ヶ月の子どもから使用できます

デュピクセントによる治療は、2023年9月25日、生後6ヵ月以上の小児のアトピー性皮膚炎の適応が承認されました。
デュピクセントによる治療は生後6ヶ月の子どもから大人まで幅広く年齢の方々に対応可能な治療方法です。詳しくは、当院までお問い合わせください。

HAY FEVER花粉症の減感作療法(現在は停止中)

減感作療法とは、アレルギーの原因である「アレルゲン」を少量から投与することで、体をアレルゲンに慣らし、アレルギー症状を和らげる治療法です。
アレルギー症状を治す可能性のある治療法と考えられています。

アレルギー症状のある疾患のうち、花粉症、アレルギー性鼻炎、気管支喘息などに対してこの治療法が行われています。

治療薬を生産しているメーカーによる生産停止のため、現在治療は中止しています。

花粉症減感作療法の特長

花粉症を治したり、長期に渡り症状を抑える可能性のある治療法です。症状が完全におさえられない場合でも、症状を和らげ、薬の使用量を減らすことが期待できます。
治療前に、症状がアレルゲンによるものかの確定診断が必要です。
問診やアレルギー検査を行うことにより、症状を引き起こすアレルゲンを確かめます。

※治療は長期間(3〜5年)かかります。

効果が期待できる疾患

  • スギによる花粉症
  • ダニアレルギー

SHINGLES VACCINE帯状疱疹ワクチン予防接種

帯状疱疹(たいじょうほうしん)は、水ぶくれを伴う赤い発疹が体の左右どちらかに、帯状に出る皮膚の疾患です。
強い痛みを伴うことが多く、症状は3週間から4週間ほど続きます。

子どもの頃にかかった水痘(みずぼうそう)ウイルスは、水ぼうそうが治った後も、症状を出さない状態で体内に潜み続けています。
ウイルスに感染した人は、このウイルスに対する免疫を持っていますが、獲得した免疫は年齢とともに弱まり、免疫が低下した際などに「帯状疱疹」として発症します。
周囲の人に帯状疱疹としてうつることはありませんが、これまで水痘にかかったことがない小児等には水痘を発症させる可能性があります。

日本では、80歳までに約3人に1人がかかるといわれています。また、皮膚症状が治った後も、50歳以上の約2割の方に長い間痛みが残る帯状疱疹後神経痛(PHN)になる可能性があります。
帯状疱疹の発症率が高くなる50歳以上の方で、帯状疱疹の予防接種を受けることができます。また、名古屋市に住民登録があり、名古屋市が定める条件に当てはまる方は、帯状疱疹予防接種の費用助成を受けることが可能です。詳しくは、当院までお問い合わせください。

CERVICAL CANCER子宮頸がんワクチン接種

子宮頸がんは、子宮の入り口(頸部)にできるがんです。
日本では年間約2,900人が子宮頸がんで亡くなっており、20代後半から40歳前後での発症が多くなっています。

子宮頸がんのほとんどはヒトパピローマウイルス(以下「HPV」といいます。)というウイルスの感染が原因となって発症することが解明されています。
このウイルスは主に性交渉で感染し、女性の多くが一生に一度は感染するといわれています。
感染しても大部分は自然に排除されますが、まれに持続的に感染することがあり、5年から10年以上を経て一部ががんの発症につながります。

子宮頸がんの予防方法のひとつに、子宮頸がんワクチン接種があります。
子宮頸がんの原因となるヒトパピローマウイルス(HPV)の感染を防ぐ予防接種です。
HPVワクチンは、その種類や接種時の年齢により、3回の接種が必要です。

名古屋市に住民登録があり、名古屋市が定める条件に当てはまる方が対象となります。
詳しくは、当院までお問い合わせください。