福岡でアフターピルの購入におすすめの場所を紹介します。

週末の営業状況や未成年者に必要な同意書の有無など、それぞれの特徴を紹介しますので、自分に合った場所を見つけてください。

アフターピルは、避妊に失敗した性行為から72時間以内に服用するものや、120時間以内に服用するものがあり、それぞれ高い避妊効果が期待できます。

クリニックに直接行けない場合は、オンライン診療でアフターピルを処方してもらう方法もあります。

オンライン診療を利用すれば、自宅で誰にも知られずに手頃な価格で購入することが可能です。

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福岡でアフターピルが購入できる場所｜メリット・デメリットも紹介

福岡でアフターピルを購入できる施設を以下にまとめました。

手続きや配送の流れなど、それぞれのメリットとデメリットを紹介します。

自分のライフスタイルや状況に対して適切な手段を選んでください。

アフターピルの服用は、時間との勝負でもあります。

特に、受診してから品物が手元に届くまでの時間を正確にイメージしましょう。

薬局｜試験販売

アフターピルの試験販売は、厚生労働省が実施している研究調査の一部です。

このサービスを利用できるのは16歳以上の女性のみです。

また、購入可能なアフターピルは、性行為後72時間以内に服用するレボノルゲストレル錠に限られます。

薬局でアフターピルを試験的に購入する手順は以下のとおりです。

ステップ	必要事項
ステップ1	購入希望者本人が薬局に電話し、在庫や値段を確認
ステップ2	薬局へ持っていくものを用意する 【持ち物一覧】 身分証明書 （16～17歳は保護者等の同伴と公的身分証明書） 本人のスマートフォンとメールアドレス （アンケート調査の回答に使う） 緊急避妊薬の購入費用＋妊娠検査薬の購入費用 お薬手帳（ある場合） 事前質問票
ステップ3	薬局で薬剤師と面談する 研究参加への同意手続きと、処方ができるか体調確認を受ける
ステップ4	アフターピルの説明を受ける 服用に同意し、ピルを購入する 薬剤師の監督下で服用をおこなう
ステップ5	スマートフォンで1回目のアンケートに回答する
ステップ6	服用から3～5週間後、研究班からメールで送られるアンケートに回答する（所要時間2分程度）

試験販売の詳細や手順については、日本薬剤師会・緊急避妊薬販売に係る環境整備のための調査事業で確認できます。

薬局でアフターピルを購入するメリット・デメリットを、以下の表にまとめました。

メリット	デメリット
・7,000円～9,000円などの安価でピルを購入できる ・薬局の営業時間外でも対応を受けられる場合がある ・土日祝日でも対応を受けられる場合がある ・薬局での手続きなので、妊娠検査薬も同時に買える	・アンケートへの回答や身分証明書が必要 ・未成年の場合、保護者の同席が必要 ・対応可能な店舗は限られる ・試験販売自体が、2025年3月までで終了する可能性が高い

主なデメリットとして、アフターピルを購入する際にアンケートに答える必要があることや、未成年の場合は親の同意が必要なことがあります。

性犯罪などの事情から、他人に話しにくい状況でアフターピルを求める場合、精神的な負担が増すことも考えられます。

さらに、試験販売は試験期間内のみ利用可能という制約もあるので覚えておきましょう。

産婦人科・薬局

アフターピルを手に入れる方法として、クリニック（産婦人科）に直接行く方法があります。

すでにかかりつけの産婦人科がある場合や、信頼できる医師がいる場合には、この方法がおすすめです。

妊娠の可能性を考え、不安な気持ちを抱えているときに、専門の医師に相談することで安心感を得られます。

産婦人科でアフターピルを購入するメリット・デメリットをまとめると、以下のとおりです。

メリット	デメリット
・医師に話を聞いてもらうことで ・不安が軽減される ・その場ですぐに処方してもらえる	・クリニックによって対応はまちまち ・開院時間外はピルを入手できない ・病院によってはピルの種類を選べない

診療時間内に開院しているクリニックがあれば、その場でアフターピルを処方してもらうことができます。

クリニックによっては、土日祝日、24時間体制で診療を行っているところもありますので調べてみてください。

オンライン診療

オンライン診療とは、スマートフォンなどを使用してリモートで診察を受け、薬を処方してもらう方法です。

現在、多くの病院がオンライン診療に対応しているほか、専門の企業がオンライン診療サービスを提供している場合もあります。

アフターピルは、性行為後72時間から120時間以内に服用する必要があるため、迅速に入手することが重要です。

オンライン診療によるアフターピル購入のメリット・デメリットは以下のとおりです。

メリット	デメリット
・時間や場所を問わず受診できる ・移動に時間がかからず、待ち時間も短縮できる ・深夜や土日・祝日にも対応している ・人目につかない	・ピルが手元に届くまでの時間がかかる ・インターネット環境が必要 ・地域によって配送時間に差がある ・交通状況次第で配送が遅れるリスクあり

以下のような場合に、オンライン診療は大変有効です。

・近くに処方してくれる病院がない ・時間がなくて病院に行けない ・病院で他の患者と顔を合わせたくない

オンライン診療の場合、比較的早くピルを配送してもらえるものの、配送の時差によるリスクを完全には払拭できません。

万が一にも配送の遅れが心配な場合、可能な限り120時間以内に服用するアフターピルを選択しましょう。

福岡でアフターピルを購入するには夜間・24時間対応のオンライン診療がおすすめ｜8選紹介

福岡でアフターピルを購入できるオンラインクリニックを以下に紹介します。

ピル処方以外のサポート体制なども千差万別なので、それぞれの詳細な特長も同時に紹介していきます。

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• ソクピル
• エミシアクリニック
• エニピル
• クイックピル
• クリニックフォア
• マイピル
• メデリピル
• あしたのクリニック

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対面や音声でのやり取りにプレッシャーを感じる方には、LINEを診察ツールとしているクリニックがおすすめです。

以下で、それぞれのオンラインクリニックの特徴を解説していきます。

福岡でアフターピルの試験販売をしている薬局3選紹介

福岡でアフターピルの試験販売をおこなう薬局を、以下に紹介します。

3軒それぞれに施設形態が違うので、ピル処方以外での特長も異なります。

アフターピルは、リスク行為を自覚してからの迅速な服用が重要です。

3軒とも、駅の近辺で営業していますので、あらかじめ立地を把握しておきましょう。

八幡薬剤師会薬局

八幡薬剤師会薬局は、JR線「八幡」駅のそば、健康医療福祉研修会館の1階にあります。

24時間・年中無休で営業しています。

立地・営業時間ともに、たいへん便利です。

待合室は光を多く取り入れ開放的な空間で、不安や陰鬱な気分を和らげる効果も期待できます。

また、投薬口はプライバシーに配慮した構造となっています。

項目	詳細
アクセス	JR線「八幡」駅から徒歩8分
住所	福岡県北九州市八幡東区尾倉2-6-22
営業時間	24時間営業・年中無休
電話番号	093-663-2721
営業時間外の相談対応	あり（時間外対応のTEL080-3260-2716）

学園台薬局

学園台薬局は、若松線の「本城」駅から車で約7分の場所にあります。

通りに面しており、初来局の方でもわかりやすい立地です。

ジェネリック薬品にも対応しています。

日曜・祝日は通常の調剤業務はお休みですが、アフターピルの処方に関しては営業時間外でも対応可能です。

項目	詳細
アクセス	若松線「本城」駅から車で7分
住所	福岡県北九州市八幡西区浅川学園台3-10-9
営業時間	月/火/木/金：9:00〜19:00 水：9:00〜18:30 土：9:00〜18:00
電話番号	093-601-9596
営業時間外の相談対応	あり（時間外対応のTEL093-601-9596）

サンキュードラッグ千代ヶ崎薬局

サンキュードラッグ千代ヶ崎薬局は、北九州市の本城駅近辺にあるドラッグストアです。

この店舗は年中無休で営業しており、朝9時から夜11時までの長時間営業を行っています。

アフターピルの販売も営業時間外に対応しているため、急な必要時にも安心して利用できるでしょう。

ドラッグストアなので、日用品なども同時にお買い求めできるのも利点です。

項目	詳細
アクセス	JR線「本城」駅から徒歩16分
住所	福岡県北九州市八幡西区千代ヶ崎2-2-24
営業時間	年中無休 9:00～23:00
電話番号	093-693-2138
営業時間外の相談対応	有（時間外対応のTEL093-693-2138）

福岡でおすすめの産婦人科・クリニック9選｜土日対応のクリニックも紹介

福岡でおすすめのクリニックを以下に紹介します。

医療機関や医師によって診療のスタンスはさまざまなので、自分に合った選択をしてください。

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• 天神マイケアクリニック
• メディアージュクリニック福岡院
• 天神駅前婦人科クリニック
• 福井レディースクリニック
• 野崎ウイメンズクリニック
• 大濠パーククリニック
• 近藤ウイメンズ・クリニック
• 有吉サテライトクリニック
• 保険医療機関夜間診療所

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特に、いざ緊急時にアフターピルが必要となった場合、営業時間の把握は大事です。

土日・祝日や夜間対応の有無には、特に注意しましょう。

アフターピル服用前に注意点を確認しよう

アフターピルを使用する際には、以下の点に注意してください。

緊急時に使うものだからこそ、普段から知識を得ておきましょう。

服用時の注意点や保険適用外であることについて、あらかじめ知っておくことで慌てずに済みます。

アフターピルには72時間以内服用・120時間以内服用がある

アフターピルの種類	72時間以内服用の避妊成功率	120時間以内服用の避妊成功率
レボノルゲストレル法 （ノルレボ錠など）	約97%～98%	約63%
ウリプリスタール法 （エラなど）	約97%～98%	約85%

アフターピルは、避妊に失敗したあと、72時間以内または120時間以内に服用することが重要です。

充分な効果を期待するには、可能な限り早めの服用が必要とされています。

そのため、アフターピルの効果を最大化したい場合、性行為後できるだけ早く服用してください。

アフターピルには、大別して以下の2種類があります。

アフターピルは保険適用外｜クリニックにより値段が異なる

アフターピルの処方は公的医療保険の対象外で、薬代や診察料などの費用は全て自己負担となります。

アフターピルの料金は、6,000円から20,000円（税込）程度が目安です。

診療費や送料などの追加費用がかかる場合があり、これらの費用は利用する医療機関やオンライン診療サービスによって異なります。

事前に電話や公式サイトで料金を確認しておきましょう。

また、保険証は健康保険の適用がない場合でも、身分証明として提示を求められることがあるので、受診の際に持参することをおすすめします。

アフターピルには副作用がある

アフターピルには重大な副作用はないものの、吐き気・めまい・若干の出血などの軽微な副作用は報告されています。

一般的にみられる副作用の症状として、以下のようなものが挙げられます。

・吐き気 ・めまい ・少量の出血 ・下痢 ・肌荒れ

副作用が心配な場合、処方の際に医師に相談しましょう。

また、副作用が強く現れた場合は、速やかに医療機関を受診してください。

アフターピルに関するよくある質問

アフターピルに関して、よくある質問は以下の3つです。

費用や使用後の制約などを具体的にイメージしたい方が多いようです。

以下で、それぞれ質問への回答を解説していきます。

アフターピルを飲んだ後はいつから性行為できる？

アフターピルを服用したあとでも、性行為自体は問題ありませんが、必ず避妊を行う必要があります。

アフターピルは既におこなった性行為に対する緊急避妊効果を持つもので、次の月経まで妊娠を防ぐものではありません。

なお、アフターピルを服用後、再度避妊に失敗しても、12時間以内であれば追加の服用は不要とされています。

しかし、アフターピルの避妊成功率が100％ではないため、避妊は重要です。

効果的な避妊方法として、低用量ピルの継続使用が推奨されています。

アフターピルは大体いくらくらいしますか？

入手場所やピルの種類によって上下しますが、およそ1万円が相場とされます。

以下に、購入場所（手段）・アフターピルの種類ごとに相場を紹介します。

【購入場所別の料金相場】

購入場所（手段）	相場
クリニックや産婦人科	7,000円～20,000円
薬局（試験販売等）	7,000円～9,000円
オンライン診療	10,000円～15,000円

【薬剤の種類別の料金相場】

アフターピルの種類	相場
ノルレボ	8,000円～15,000円
レボノルゲストレル	6,000円～10,000円
プラノバール	4,000円～8,000円
エラワン・エラ	8,000円～20,000円

アフターピルには、ジェネリック医薬品も存在するので、価格を抑えたい方は医師に相談してみてください。

マツキヨなどのドラックストアでアフターピルの購入はできますか？

日本では、アフターピルを処方箋なしで購入することは認められていません。

そのため、マツモトキヨシなどのドラッグストアで正規のアフターピルは購入できません。

しかし、厚生労働省がアフターピルの販売方法についての調査研究を進めています。

特定の条件を満たした一部の薬局では、販売が許可されています。

詳しくは、当記事の「薬局｜試験販売」にて解説していますので、参考にしてください。

まとめ

福岡におけるアフターピルの入手場所は、薬局・クリニック・オンラインとさまざまです。

取扱いの品目や値段、入手までのタイムラグにも差があります。

未成年の方であれば、保護者に知られるかどうかも気になるはずです。

緊急時のアフターピルの服用には、72時間から120時間のタイムリミットもあり、焦りがちです。

万一の際は、当記事を参考に落ち着いてアフターピルを入手、服用してください。

監修者
医療法人いまず外科 院長 今津 浩喜 藤田学園保健衛生大学（現藤田医科大学）、藤田保健衛生大学医学部大学院外科教室卒業後、病院勤務や同大学講師を経て、2004年にいまず外科を開院。 【資格】 医学博士、麻酔標榜医、病理解剖資格、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医、指導医、実施施設認定　ほか