今回の記事では、名古屋でアフターピルを購入できる、おすすめのクリニックをご紹介します。

アフターピルは緊急避妊薬とも呼ばれており、妊娠を希望していないのにも関わらず、避妊に失敗してしまった時などに使用する薬です。

アフターピルには避妊に失敗してから72時間以内に服用する薬や、120時間以内に服用する薬などがあり、中には高い妊娠阻止率が期待できるピルもあります。

名古屋でアフターピルの入手先を探している方、オンライン診療を探している方は、ぜひこの記事を参考にしてみてください。

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名古屋のアフターピルのおすすめ入手先を目的別に紹介

名古屋でアフターピルを入手できる場所を、目的別で以下にまとめました。

目的がハッキリしている場合、入手先は自然と絞られていきます。

自分の現状に対して、より適切な入手先を選んでください。

アフターピルは時間との勝負でもあるので、最もスムーズに入手できる手段を考えましょう。

安い価格で手に入れたい

アフターピルを安く手に入れたい場合、おすすめの入手方法は以下の3点です。

・プラノバールをクリニックで入手する ・薬局の試験販売で購入する ・オンラインクリニックで入手する

まず、クリニックでプラノバールを購入すれば、3,000円～5,000円程度で手に入る可能性があります。

しかし、プラノバールはアフターピルの代用品なので、妊娠阻止率は低く、副作用が出る場合もあるので注意しましょう。

また、薬局の試験販売の場合は、通常で購入するよりも比較的安く入手できる傾向にあります。

そして、オンラインクリニックは人件費を抑えている分、診察代が安くなっている場合があります。

日曜日・祝日に必要になった

日曜日・祝日にアフターピルが必要になるケースも少なくありません。

アフターピルを処方している場所は、比較的に日曜日・祝日に対応している場合が多いです。

以下の表は、日曜日・祝日にも対応している、オンラインクリニックと対面クリニックの一覧です。

オンラインクリニック

クリニック名	診療時間	診療方法
エミシアクリニック	10:00〜19:00	LINEビデオ通話
メデリピル	7:00〜24:00	LINEビデオ通話／音声通話
ソクピル	24時間	LINEビデオ通話
クリニックフォア	7:00〜23:45 ※日によって変動あり	ビデオ通話
マイピル	8:00～20:00	ビデオ通話／電話
エニピル	24時間	ビデオ通話
クイックピル	24時間	通話

対面クリニック

クリニック名	診療時間	休診日
レディクリニック名古屋伏見	10:00〜13:30 16:00〜19:00 （土曜） 10:00〜13:30 15:00〜18:00 （日曜祝日） 10:00〜15:00	火曜
名古屋ジョイクリニック	24時間	なし
ともこレディースクリニック	12:00～15:00 17:00～20:00	水曜／木曜／日曜午後／祝日

オンラインクリニックは24時間対応している場合が多いため、日時を気にせずに連絡ができます。

また、アフターピルは時間との勝負なので、すぐに欲しい場合には、日曜日や祝日などの時間外でも対応しているクリニック・婦人科がおすすめです。

24時間受付しているクリニックを探している

オンライン診療では、24時間対応のクリニックも存在しており、深夜や早朝でも予約や受診が可能な場合があります。

そのため、時間に制約されることなく、緊急時でも迅速な対応が期待できます。

予約受付はほとんどのクリニックで24時間対応していますが、24時間診療対応しているオンラインクリニックは多くありません。

いかが24時間診療対応しているクリニックです。

・ソクピル ・エニピル ・クイックピル

また、地域が限定されることはあるものの（例：東京23区内など）、追加料金を支払えば、即日配達サービス（バイク便）を利用できるクリニックもあります。

アフターピルは性行為後72時間以内（120時間以内）の服用が推奨されており、迅速な対応が必要です。

そのため、オンライン診療で早急に処方されて配送されることは大きなメリットとなります。

アフターピルを早急に入手して使用したい場合に、このようなサービスは頼りになります。

信頼できる産婦人科を探している

以下の2つの場合に、アフターピルの入手方法として産婦人科を利用することが推奨されています。

・性行為からある程度時間が経過している場合 ・直接医師の診察を希望する場合

性行為からある程度時間が経過している場合

まず、性行為から時間が経過している場合は、早急に医療機関でアフターピルを処方してもらうことが重要です。

時間が経つとアフターピルの効果が弱まるため、速やかな対応が求められます。

日本で利用可能なアフターピルには、ノルレボやレボノルゲストレル、国内未承認のエラがあります。

それぞれの薬剤には有効な服用時間があり、時間が経つほど効果が減少するため注意が必要です。

薬局で購入する際には手続きが必要で、オンライン診療でも薬が届くまでに時間がかかりますが、医療機関なら受診後すぐに服用できるため、より早く対応できるのが利点です。

直接医師の診察を希望する場合

医師の対面診察を希望する方には、産婦人科での処方が最適です。

対面では、表情や態度などから多くの情報を伝えられ、医師とのコミュニケーションがよりスムーズになることが多いです。

さらに、治療中の症状や服用中の薬がある場合や、アフターピルに対する不安が大きい場合など、直接相談することで安心感を得られることもあります。

医療機関ではその場で医師に質問し、すぐに回答を得ることができるので、迷わず相談することが可能です。

婦人科は避けつつアフターピルを直接受け取りたい

もし婦人科を受診するのに抵抗がある場合、試験販売を行っている薬局で購入するのも一つの方法です。

名古屋市内には、現在アフターピルを試験販売で購入できる薬局がいくつかあります。

薬局での購入には研究に参加するための同意やアンケートの回答、薬剤師との面談など、いくつかの条件を満たす必要がありますが、次のような方には検討の価値があるでしょう。

・早く薬を手に入れたいが、医療機関を訪れるのは避けたい ・試験販売を行っている薬局が近くにある

名古屋で薬局の試験販売を利用する手順は、「名古屋で処方箋なしでアフターピルを購入する方法」で解説しているので、確認してみてください。

名古屋でアフターピルの処方が安いおすすめオンラインクリニック7院

名古屋でアフターピルを購入できる、おすすめのオンラインクリニックをご紹介します。

サポート体制や診療方法は多種多様なので、それぞれのクリニックを詳細にお伝えします。

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• ソクピル
• エミシアクリニック
• エニピル
• クイックピル
• クリニックフォア
• メデリピル
• マイピル

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対面や通話での診療が苦手な方は、LINEで診療を行っているクリニックがおすすめです。

それでは以下から、それぞれのオンラインクリニックの特徴を順に紹介していきます。

名古屋でアフターピル処方をしているおすすめクリニック・産婦人科8院

ここからは、名古屋でアフターピルを処方してくれる、おすすめのクリニック・産婦人科を紹介します。

医療機関によって診療形態や診療時間などは異なるため、自身の都合の良い診療先を選んでください。

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• 栄産婦人科
• レディクリニック名古屋伏見
• 名古屋ジョイクリニック
• ともこレディースクリニック
• みどりの風クリニック
• 咲江レディスクリニック
• フォレストベルクリニック
• 山田医院

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特に、アフターピルが必要となった場合には、営業時間や受診方法の把握は重要です。

24時間対応していないクリニックに関しては、特に注意してください。

名古屋で処方箋なしでアフターピルを購入する方法

名古屋の一部の薬局では、厚生労働省の調査の一環としてアフターピルの試験販売がおこなわれています。

名古屋でアフターピルを処方箋なしで購入する際は、以下の手順に沿っておこなってください。

薬局でアフターピルを購入する際は、厚生労働省が定めている手順に従う必要があります。

以下で詳しい手順を紹介していくので、ぜひ参考にしてみてください。

厚生労働省の専用サイトにアクセスする

まずは、厚生労働省が運営している『緊急避妊薬試験販売infomation』のサイトにアクセスします。

その後、以下の4つを順番に確認しながら、研究について理解を深めていく必要があります。

・説明文書 ・同意書 ・同意撤回書 ・説明動画

このサイトに、薬局で実施しているアフターピルの試験販売に関する注意点や参加手順が記載されているので、事前に確認してください。

薬局リストを参照して電話する

研究内容への同意を済ませると、薬局リストを参照できるようになります。

名古屋市内の薬局も含まれているので、このなかから訪れやすい薬局を見つけましょう。

薬局に足を運ぶ前に、事前相談が必要なので、電話でアフターピルの在庫を確認して来店日時をすり合わせてください。

薬剤師と面談して薬の説明を受ける

薬局に足を運ぶ際は、以下の持ち物が必要です。

・公的身分証明書 ・本人のスマートフォン、メールアドレス ・緊急避妊薬の購入費用＋妊娠検査薬の購入費用 ・お薬手帳（所持している場合）

16・17歳の方は、保護者の同伴とその方の公的身分証明書が必要です。

薬局に来店したあと、まずは薬剤師との面談をおこないます。

その後、研究内容や薬に関する説明があるので、薬の購入を希望する場合は内容に同意しましょう。

薬の服用後にアンケートに回答する

アフターピルを購入後は、薬剤師の目の前で服用します。

その後、2分程度で終わるアンケートへの回答を求められます。

アンケートの回答を済ませると、当日必要な手続きが完了するので帰宅して問題ありません。

産婦人科を受診して2回目のアンケートに回答する

アフターピルの服用から約3週間後、薬の避妊効果を確かめるために産婦人科を受診します。

薬局でお薬情報提供文書を受け取っているはずなので、当日合わせて持参してください。

あとは、薬局で登録したメールアドレス宛に2回目のアンケート回答依頼が届くので、案内に従いながら回答しましょう。

アフターピルを服用する際に注意すべきポイント

ここからは、アフターピルを服用する際に注意するべきポイントをご紹介します。

アフターピルを服用する際には、副作用等のリスクが発生する可能性があります。

以下のリスクを理解した上で、アフターピルの購入・服用を行いましょう。

副作用の症状が出る可能性もある

アフターピルの服用によって起こり得る副作用は以下の通りです。

・消退出血 ・頭痛 ・不正子宮出血 ・吐き気 ・下腹部痛 ・倦怠感 ・傾眠

アフターピルの副作用には、重大な長期的影響はないとされていますが、もし強い症状が現れた場合は、速やかに医師の診察を受けることをおすすめします。

さらに、吐き気などの副作用によって服用後2時間以内に嘔吐した場合、薬の効果が失われる可能性があります。

このような場合は、処方を受けた医療機関にすぐに連絡してください。

アフターピル処方は医療保険の適用外

アフターピルの処方には保険は適用されず、費用は全額自己負担となります。

診察料や薬の代金などが自己負担になりますので、費用は6,000円から20,000円程度かかることがあります。

料金は医療機関や処方される薬によって異なるため、事前に公式サイトや電話で確認するのがおすすめです。

支払い方法として、クレジットカードや電子決済が利用できるかどうかも確認しておくと良いです。

基本的に保険証の提示は不要ですが、身分証明書として必要な場合もあります。

未成年は親の同意や同伴が求められることがある

アフターピルは未成年でも処方が可能で、服用に年齢制限はありません。

ただし、購入方法によっては年齢制限や保護者の同意が求められる場合があるため、注意が必要です。

例えば、医療機関での処方においては、未成年でも多くの場合、保護者の同意は必要ないとされていますが、医療機関の方針や状況により対応が異なることがあります。

オンライン診療サービスを利用する場合は、年齢制限があるサービスや、未成年者が利用する際に保護者の同意や同席が求められることがあるなど、サービスごとに異なる条件があります。

試験的に販売している薬局での購入に関しては、以下のような条件が設けられているため、注意してください。

・16歳未満は薬局での購入ができない ・未成年者が購入する場合には保護者の同意や同伴が必要

未成年でアフターピルの処方を希望する場合は、諸条件を事前に確認することが重要です。

医療機関に直接問い合わせたり、オンラインサービスの利用規約を確認することで、未成年者に対する条件を理解した上で適切な購入方法を選びましょう。

アフターピルでよくある質問

アフターピルでよくある質問は、以下の3点です。

特に、アフターピルの値段について気になっている方は多いかと思います。

アフターピルについて不安点がある方は、ぜひ以下の内容を参考にしてみてください。

値段は大体いくらかかる？

アフターピルの相場は、全体的に約1万円程度です。

相場は購入する場所や種類によって異なっており、各相場は以下の通りです。

購入場所別の値段相場

オンラインクリニック診療・処方	10,000～15,000円
薬局で購入（試験販売）	7,000～9,000円
対面クリニック（産婦人科）受診・処方	7,000～20,000円

種類別の値段相場

ノルレボ	10,000～15,000円
レボノルゲストレル	7,000～9,000円
プラノバール	7,000～20,000円
エラワン・エラ	8,000～20,000円

特に安く購入したい場合には、薬局で試験販売されているものを購入してみてください。

また、値段は少し高くなりますが、安心して購入したい場合には、対面で診療を行うクリニックがおすすめです。

妊娠を回避できたか確認する方法は？

アフターピルを服用すると、生理が予定よりも早く、または遅れて始まることがあります。

通常、服用後数日から3週間以内に出血が見られることがあり、この出血は妊娠が成立していないことを示しています。

ただし、少量の出血が続く場合があり、妊娠初期の出血と区別がつきにくいことも少なくありません。

もし、3週間以内に普段通りの生理が来れば、避妊ができたと考えられます。

しかし、着床出血や排卵出血を生理と勘違いすることもあるため、心配な場合は妊娠検査薬で確認することが推奨されます。

アフターピルの影響で生理の周期が乱れることもありますが、生理予定日を1週間以上過ぎても生理が来ない、または服用から3週間以上経っても生理が始まらない場合は注意が必要です。

この場合、避妊がうまくいかなかった可能性があるため、妊娠検査薬を使用して確認することが重要です。

24時間以内に服用しても失敗するケースはある？

緊急避妊薬であるアフターピルを使用しても、妊娠を完全に防げるわけではありません。

服用のタイミングが遅れると、その効果が減少する可能性があります。

ノルレボやレボノルゲストレルを72時間以内に服用した場合の妊娠予防率は、どちらも81.0％です。

また、レボノルゲストレルの服用タイミング別の妊娠予防効果は、次の試験で示されています。

▼性行為からレボノルゲストレル服用までの時間別妊娠阻止率

服用までの時間経過	妊娠阻止率
24時間以内	95%
25～48時間以内	85%
49～72時間以内	58%

表を確認すると、時間の経過に伴い避妊効果が低下していることが分かります。

したがって、妊娠のリスクがある場合には、可能な限り早く服用することが求められます。

まとめ

名古屋でアフターピルを入手できる場所についてご紹介してきました。

結論、安く購入したい場合には薬局、早く入手したい場合には対面クリニック（産婦人科）、時間関係なく入手したい場合にはオンラインクリニックがおすすめです。

予算に関しても重要ですが、アフターピルは時間との勝負でもあるので、より早く入手できるルートを選ぶのがおすすめです。

自分の都合や所在地に合わせて、最適な入手方法を選びましょう。

監修者
医療法人いまず外科 院長 今津 浩喜 藤田学園保健衛生大学（現藤田医科大学）、藤田保健衛生大学医学部大学院外科教室卒業後、病院勤務や同大学講師を経て、2004年にいまず外科を開院。 【資格】 医学博士、麻酔標榜医、病理解剖資格、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医、指導医、実施施設認定　ほか