性行為後に避妊の失敗に気づいた場合、夜間・深夜などでも急いでアフターピルを処方してくれる病院を探すことが多いでしょう。

アフターピルは、妊娠のリスクがある性行為の後、できるだけ早く服用することで妊娠阻止率が高まります。

そのため、なるべく早く医療機関を見つけることが重要です。

新宿にはアフターピルを処方している医療機関が多数ありますが、この記事ではジャスミンレディースクリニックを含め、特におすすめの産婦人科やクリニックを紹介しています。

また、アフターピルを入手する方法として、オンライン処方についても説明しています。

できるだけ早くアフターピルを服用するために、ぜひこの記事を参考にしてください。

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新宿でアフターピルを入手するのにおすすめのクリニック一覧

来院不要なオンライン診療と、新宿エリアでおすすめのアフターピル処方クリニックをあわせて13選お届けします。

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• ソクピル
• エミシアクリニック
• エニピル
• クイックピル
• クリニックフォア
• マイピル
• メデリピル
• ジャスミンレディースクリニック
• 湘南美容クリニック新宿本院
• ケイ・レディースクリニック新宿
• 女性ライフクリニック
• 新宿駅前さくらレディースクリニック
• 新宿レディースクリニック

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それぞれ、詳しく紹介していきます。

新宿のマツキヨなど薬局でも購入可能？

ここまで、アフターピルを処方してもらえるクリニックについてご紹介しました。

病院で薬をもらうには必ず診察を受けて処方箋をもらう必要がありますが、「診察は避けたい、薬だけが欲しい」という方もいるかもしれません。

実は、アフターピルは医師の診察なしで薬局で購入することも可能です。

2023年11月から始まった厚生労働省の取り組みにより、全国145の特定の薬局で処方箋なしでアフターピルを購入できるようになりました。

しかし、現時点では関東でマツキヨなどのドラッグストアでアフターピルは販売していません。

この章では、新宿周辺で処方箋なしでアフターピルを入手できる薬局について詳しく見ていきましょう。

薬局で直接アフターピルを購入するには、厚生労働省が定めた条件と手順があり、誰でも簡単に入手できるわけではないので注意が必要です。

薬局販売は一部の試験販売のみ

新宿でアフターピルを手に入れるには、普通のドラッグストアやコンビニで購入できると思っている方もいるかもしれません。

しかし、アフターピルは医療機関で処方してもらうか、試験販売が許可された薬局でしか購入できません。

どこでも買えると油断していると、時間が過ぎてしまい、アフターピルの服用期間に間に合わなくなる可能性がありますのでご注意ください。

東京の試験販売対象薬局

アフターピルは試験販売が許可された特定の薬局でのみ購入可能です。

残念ながら、新宿にはマツキヨを含めこのような薬局は存在しません。

東京都内でアフターピルを購入できる薬局は以下の通りです。

東京の試験販売対象薬局
・よしむら薬局（荒川区） ・OGP薬局 荒川店（荒川区） ・ケイ薬局（台東区） ・立川調剤薬局（立川市） ・中央薬局（東大和市）

詳細については、公益社団法人 日本薬剤師会の「緊急避妊薬 一部薬局で試験販売」をご確認ください。

もちろん、上記の薬局でアフターピルを購入することも可能ですが、まずは新宿エリアで通いやすいクリニックを受診することをおすすめします。

【状況別】新宿でアフターピルのおすすめ入手先

　ここまで、アフターピルを入手するための3つの方法（医療機関・特定の薬局・オンライン診療）について説明しました。

しかし、どの方法で入手すべきか迷っている方もいるかもしれません。

そこで、この章では状況別におすすめの入手方法を解説します。

アフターピルを手に入れる最適な方法は、自分の状況や重視するポイントによって異なります。

以下に、状況別のおすすめ入手方法を示します。

医療機関での処方がおすすめの場合

アフターピルを入手する方法として、医療機関を選ぶのが適しているケースは以下の2つです。

医療機関での処方がおすすめの場合
・性行為から時間が経過している ・医師の診察を対面で受けたい

それぞれ詳しく解説していきます。

性行為から時間が経過している

性行為から時間が経過している場合は、医療機関の受診をおすすめします。

アフターピルの効果は時間とともに低下するため、妊娠のリスクが高い性行為から時間が経ってしまった場合、速やかに医療機関を受診し、アフターピルを服用することが重要です。

日本で処方されているアフターピルにはノルレボやレボノルゲストレル、国内未承認のエラがあり、それぞれの高い効果が得られる時間は以下のとおりです。

アフターピルの種類	ノルレボ	レボノルゲストレル	エラ
内服までの時間	72時間	72時間	120時間

性行為から時間が経過している場合、迅速にアフターピルを入手する方法を選ぶことが大切です。

試験販売を行っている薬局での購入は処方後すぐに服用できますが、調査研究への理解や事前質問票の記入が必要となります。

オンライン診療では、診療後にアフターピルが届くのは最短でも翌日であることが多いです。

一方、医療機関では受診後すぐにアフターピルを服用でき、事前に電話で必要性を伝えれば、予約を優先してくれることもあります。

そのため、急いでアフターピルを服用する必要がある場合は、医療機関の受診が最適といえます。

医師の診察を対面で受けたい

対面で医師の診察を希望する場合は、医療機関でアフターピルを処方してもらうのが良いでしょう。

対面診察では、表情や動作などから多くの情報が伝わりやすく、オンライン診療よりもコミュニケーションがスムーズです。

・治療中の症状や現在服用している薬がある場合
・アフターピルの服用に対する不安が大きい場合

など、アフターピルを服用する前に医師に相談したいことがある場合、音声通話やテレビ電話、チャットでは伝えにくいと感じることがあります。

医療機関を受診すれば、その場で気になることを医師に直接伝え、すぐに回答を得ることができます。

オンライン診療での処方がおすすめな場合

アフターピルを入手する方法として、オンライン診療を選ぶのが適しているケースは以下の3つです。

オンライン診療での処方がおすすめな場合
・医療機関の受付時間内で受診できない ・近くに医療機関や薬局がない ・万が一アフターピルの到着が遅れても服用推奨時間に間に合う

医療機関の受付時間内で受診できない

オンライン診療は、土日祝日や遅い時間まで診療を受けられるサービスが多いため、自分の都合に合わせて受診できます。

仕事や学校で忙しく医療機関を受診する時間が取れない場合でも利用しやすいです。

アフターピルは、通常性行為後72時間以内に服用することで避妊効果が高まりますが、早く服用するほど効果が高まるため、「できるだけ早く服用したい」と考えるでしょう。

特に、病院ではなく企業が運営するオンライン診療専門サービスでは、迅速にアフターピルが手元に届くような体制を整えており、24時間365日受診可能です。

近くに医療機関や薬局がない

すぐに受診できる医療機関・薬局が近くにない方にもオンライン診療はおすすめです。

また、好きな場所で診療を受けられるのでプライバシーが守られることもオンライン診療のメリットといえます。

「待合室で他の患者と顔を合わせたくない」「妊婦さんがいる場所でアフターピルをもらうのは気が引ける」「産婦人科に行くところを誰にも見られたくない」と感じる人も多いでしょう。

その点、オンライン診療では、自分が納得できる形でプライバシーを確保できます。

顔を合わせるのは、PCモニターやスマホ画面を通した医師一人だけで、画像なしの音声のみで診察を受けられる場合もあります。

診療を受ける場所も、自分の部屋やカラオケボックスなどの個室など、どこでも構いません。

さらに、処方されたアフターピルは郵送や宅配で送られますが、その際にも「中身がわからないように梱包する」「伝票の依頼主をオンライン診療とわからないようにする」「伝票の『品名』を『雑貨』などにしてピルだとわからないようにする」といった配慮をしてくれるオンライン診療も多いです。

「誰にも知られずにアフターピルを手に入れたい」という人には、オンライン診療は適した方法と言えるでしょう。

万が一アフターピルの到着が遅れても服用推奨時間に間に合う

当日にアフターピルを服用するのが難しい場合は、オンライン診療を検討してみましょう。

ただし、その場合は性行為からあまり時間が経過していないことが条件です。

オンライン診療でアフターピルを受け取れるのは最短でも翌日であり、配送トラブルなどで到着が遅れると翌々日以降になる可能性もあることを考慮する必要があります。

そのため、オンライン診療は到着が1日遅れても時間内にアフターピルを服用できる場合に利用してください。

時間に余裕がない場合は、他の方法を選ぶことをおすすめします。

アフターピル服用後の副作用

アフターピルを服用する前に、副作用があることを理解しておくことが重要です。

最近のアフターピルは副作用が少なくなってきていますが、個人差があり、強く感じる場合もあります。

主な副作用としては、以下のようなものがあります。

アフターピルの副作用
・吐き気 ・出血 ・頭痛 ・腹痛 ・眠気 ・めまい ・下痢

特に、服用後2時間以内に嘔吐してしまった場合は、薬が十分に吸収されていない可能性があるため、もう1錠追加で服用する必要があります。

副作用が発生した際に冷静に対処できるように、副作用について理解してから服用することをおすすめします。

まとめ

新宿でアフターピルのおすすめ入手先を紹介しました。

アフターピルは保険適用外の薬で、医療機関によって価格が異なります。

選ぶ際は、費用だけでなく、口コミやオンライン診療での薬剤到着までの日数なども考慮しましょう。

服用前にこの記事で確認できる基礎知識や注意点などを十分に理解し、正しく服用することが大切です。

監修者
医療法人いまず外科 院長 今津 浩喜 藤田学園保健衛生大学（現藤田医科大学）、藤田保健衛生大学医学部大学院外科教室卒業後、病院勤務や同大学講師を経て、2004年にいまず外科を開院。 【資格】 医学博士、麻酔標榜医、病理解剖資格、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医、指導医、実施施設認定　ほか