アフターピルは、緊急避妊のために非常に重要な役割を果たす医薬品ですが、いざ必要となった際にどこで入手できるのか迷う方も多いのではないでしょうか。

横浜市内では、特に横浜駅周辺を中心に複数のクリニックがアフターピルを処方しており、値段も様々です。

また、近年では薬局でも試験的にアフターピルを販売しており、病院に行きづらい方でも買えるようにする取り組みが行われています。

この記事では、横浜でアフターピルを処方しているおすすめのクリニック6つの他に、オンライン診療クリニック、薬局での販売状況も詳しく解説しています。

アフターピルの値段の相場もあわせて紹介していますので、いざという時の参考にしてください。

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横浜でアフターピルを処方してくれるおすすめクリニック

横浜市内には、アフターピルを処方してくれるクリニックが多数あります。

特に、横浜中央クリニック・東條ウィメンズホスピタル・聖マリアクリニック横浜ステーションは日曜日も診療を行っており、休日に緊急でアフターピルが必要な場合でも受診可能です。

ここからは、横浜駅周辺を中心に、アクセスが良く利便性の高いクリニックを詳しく紹介します。

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• 横浜中央クリニック
• 東條ウィメンズホスピタル
• 聖マリアクリニック 横浜ステーション
• メディカルパーク
• みどりレディースクリニック横浜
• 女性医療クリニックLUNA

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横浜市内でのクリニック選びに悩んでいる方は参考にしてください。

横浜中央クリニック｜横浜駅から徒歩4分

東條ウィメンズホスピタル｜通院送迎サービスあり

聖マリアクリニック 横浜ステーション｜横浜駅から徒歩約7分

メディカルパーク｜横浜市内に6院あり

みどりレディースクリニック横浜｜横浜駅西口タクシーで1メーター

女性医療クリニックLUNA｜横浜市内に2院あり

横浜の薬局でアフターピルは購入できる？試験販売と対応薬局

アフターピルは一部の薬局で試験販売が行われており、横浜の薬局も対象です。

病院を受診できない方にとっては、医師の処方がなくてもアフターピルを購入できると緊急時でも安心ですが、試験販売は条件や手順が細かく決められています。

正しい手順を踏まなければ購入できない可能性があるため、試験販売を利用する場合は、手順や条件について事前に把握しておきましょう。

ここからは、アフターピルの試験販売について詳しく解説します。

試験販売でアフターピルの購入を検討している方は、参考にしてください。

アフターピルの試験販売とは

アフターピルの試験販売とは、アフターピルを医師の処方なしで薬局で適正に購入できるかを調査・研究するための取り組みです。

横浜市でも一部の調剤薬局が参加しており、販売条件と手順を満たせば購入が可能です。

アフターピルの試験販売の詳しい概要は次の通りです。

試験期間	2023年11月28日～2025年3月末（予定）
アフターピルの価格	7,000円～9,000円程度
販売できる人	・アフターピルの購入・服用を希望している16歳以上の女性 ・研究参加に同意できる人
販売できない人	・男性や代理人 ・妊婦 ・16歳未満 ・研究参加に同意できない人 ・性交から服用まで72時間以上経過している人

また、試験販売でアフターピルを購入するためには、以下の手順が必要です。

購入の流れ
1.対象薬局に事前に電話連絡する 2.薬局へ身分証やお薬手帳、スマートフォンを持参する 3.薬局の薬剤師と面談し、説明を受ける 4.アフターピルを購入し、その場で服用する 5.アンケートに回答する

試験販売では、安全性を確保するために一定の条件や手順を設けており、購入までに手間がかかる場合があります。

試験販売を利用する際は、事前に流れを確認しておきましょう。

横浜にアフターピル試験販売対象の薬局はある？

アフターピルの試験販売は全国で実施されており、横浜でも一部の薬局で行われています。

対象薬局を探す方法は2通りあり、以下の通りです。

試験販売対象の薬局の探し方
・日本薬剤師会のホームページ内の「緊急避妊薬　一部薬局で試験販売 information」から取り扱い薬局リストを確認する ・最寄りの調剤薬局へ直接問い合わせる

日本薬剤師会のホームページにある取り扱い薬局リストを見るためには、ページの説明をよく読んだ上でページ下部にあるチェックボックスにチェックを入れ、「取り扱い薬局リスト」のボタンをクリックする必要があります。

なお、試験販売の対象となるのは調剤薬局であり、ドラッグストアではない点に注意してください。

病院に行けない場合はオンライン診療という選択肢も

忙しい方や、病院に行くことに抵抗がある方にとって、オンライン診療は利便性が高くおすすめの方法です。

オンライン診療なら、スマホやパソコンで医師の診療が受けられ、薬の処方と決済が完了すると自宅に薬を配送してもらえるため、病院を訪れなくてもアフターピルを手に入れることが可能です。

来院しなくてもいい便利さや、時間の節約になるなど、多くのメリットがありますが、一方でデメリットも存在します。

ここでは、オンライン診療のメリット・デメリットを解説します。

利用を検討する際は、オンライン診療の特徴をしっかり理解し、自分に合った方法を選びましょう。

オンライン診療のメリット

オンライン診療には様々なメリットがあります。

オンライン診療でアフターピルを購入するメリット
・深夜でも診療が可能 ・遠方のクリニックに行く必要がない ・後払いが利用できる

それぞれのメリットについて詳しく解説します。

深夜でも診療が可能

オンライン診療の大きなメリットの一つは、夜間でも利用できる点です。

急にアフターピルが必要になった方や、日中は仕事で受診できない方でも、スマホやPCから医師に相談が可能です。

特にクリニックが閉まっている夜間の時間帯には、オンライン診療が非常に頼りになります。

多忙な方や緊急性の高い状況で、迅速に対応できるオンライン診療は、現代のライフスタイルに合った便利なサービスです。

遠方のクリニックに行く必要がない

オンライン診療なら、自宅にいながら医師の診療を受けることができるため、遠方のクリニックに行く必要がありません。

インターネット環境さえあれば全国どこからでも利用でき、移動時間や交通費を節約できます。

特に地方に住んでいる方や近くに婦人科がない方にとって、オンライン診療は貴重な手段です。

また、診療後の処方薬も直接自宅に配送されるため、外出する手間がないことも大きなメリットのひとつです。

後払いが利用できる

オンライン診療では、決済方法として後払いを導入しているサービスが多くあります。

通常、オンライン診療の支払い方法はクレジットカード決済が主流ですが、後払いを利用すればクレジットカードを持っていなくても支払いが可能です。

後払いは、コンビニ支払いや銀行振込など多様な支払い方法に対応しており、利用しやすい特徴がありますが、支払期日や郵送物の取り扱いに注意が必要です。

後払いが原因でトラブルになることもあるため、事前に各サービスの利用条件を確認しておくことをおすすめします。

オンライン診療のデメリット

オンライン診療は便利な反面、いくつかのデメリットもあります。

オンライン診療でアフターピルを購入するデメリット
・血液検査や触診を受けられない ・配送遅延リスクがある

それぞれのデメリットについて解説します。

血液検査や触診を受けられない

オンライン診療では、血液検査や触診といった細かな診療ができないというデメリットがあります。

電話越しでの診療となるため、患者の健康状態を正確に把握できない場合があり、診療の限界が生じる可能性があります。

特に、持病や既往症がある場合は注意が必要です。

必要に応じて、オンライン診療と対面診療を組み合わせて利用すると、オンライン診療のデメリットを軽減できます。

事前に医師と相談し、自分に合った診療方法を選びましょう。

配送遅延リスクがある

オンライン診療で処方された薬は配送によって届けられるため、配送遅延のリスクがあります。

特に週末や祝日、天候不良時には遅延が発生しやすいので注意が必要です。

また、住んでいる地域によっては配送までに時間がかかってしまう場合もあるため、急ぎで薬が必要な際は事前に配送地域を確認しておきましょう。

横浜から利用できるアフターピルのオンライン診療サービス

オンライン診療はどこからでも診療が受けられるため、横浜からでも様々なオンライン診療サービスが利用できます。

ここからは横浜から利用できるアフターピルのオンライン診療サービスを紹介します。

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• ソクピル
• エミシアクリニック
• エニピル
• メデリピル
• マイピル
• クリニックフォア
• Pills U
• あしたのクリニック
• オーロラクリニック

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オンライン診療によって料金や診療時間、サービス内容が異なるため、オンライン診療を検討する際の参考にしてください。

横浜でアフターピルを手に入れる際のよくある質問

アフターピルの購入方法や価格に関する疑問を持つ方は少なくありません。

ここでは、横浜でアフターピルを手に入れる際によくある質問をまとめました。

それぞれ紹介します。

アフターピルの平均金額はいくらですか？

アフターピルの価格は、薬の種類や購入場所によって異なります。

クリニックや病院などの対面診療と、オンライン診療での平均的な料金は次の通りです。

購入場所	平均金額
対面診療（クリニック・病院）	8,000円～20,000円
オンライン診療	8,000円～16,000円

横浜のクリニックでの平均金額は10,000円～15,000円程度となっています。

また、アフターピルの種類ごとの平均金額は次の通りです。

アフターピルの種類	平均金額
ノルレボ（72時間用）	8,000円～15,000円
レボノルゲストレル（72時間用）	6,000円～10,000円
エラ・エラワン（120時間用）	10,000円～20,000円
プラノバール（ヤッペ法）	4,000円～8,000円

なお、オンライン診療では、診療代や薬代の他に配送料やシステム利用料などの追加費用が発生する場合もあるため、事前に利用予定のサービスの料金を確認しておくことをおすすめします。

一方で、試験販売薬局でのアフターピルの価格は、対面診療やオンライン診療とは異なるため、詳細については「アフターピルの試験販売とは」をご確認ください。

アフターピルはマツキヨなどのドラッグストアで買える？

通常のドラッグストアでは、アフターピルの購入はできません。

例外として、調剤薬局があるマツモトキヨシの一部店舗で試験販売が行われていますが、通常のドラッグストアは基本的に販売対象外です。

横浜市内のドラッグストアでもアフターピルの販売は行われておらず、一部の調剤薬局でのみ取り扱われています。

アフターピルの試験販売について詳しく知りたい方は、「横浜の薬局でアフターピルは購入できる？試験販売と対応薬局一覧」で解説しているため、参考にしてください。

まとめ

横浜ではアフターピルを取り扱っている駅近のクリニックは多く、利用しやすい環境が整っていますが、病院へ行くことに抵抗がある方やどうしても行けない場合はオンライン診療も検討してください。

また、薬局での試験販売も進んでいるため、いざというときの選択肢として調べておくとより安心でしょう。

今回の記事を参考に様々なクリニックやサービスの特徴を知り、自分に合った方法を選択してください。

監修者
医療法人いまず外科 院長 今津 浩喜 藤田学園保健衛生大学（現藤田医科大学）、藤田保健衛生大学医学部大学院外科教室卒業後、病院勤務や同大学講師を経て、2004年にいまず外科を開院。 【資格】 医学博士、麻酔標榜医、病理解剖資格、下肢静脈瘤に対する血管内レーザー焼灼術の実施基準による実施医、指導医、実施施設認定　ほか