診察について
- 診察に予約は必ず必要ですか?
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初診の方、再診の方ともご予約なしで診察を受け付けております。直接お越しいただいて大丈夫です。
診察予約も可能ですので、以下WEB予約フォームまたはお電話からご予約ください。
- 支払いでクレジットカードは使用できますか?
- クロンスマートパスを使用することで、クレジットカードをご利用いただくことが可能です。詳しくは窓口までお尋ねください。
日帰り手術について
- 予約は必要ですか?
- 診察は、初診の方、再診の方ともご予約なしで受け付けておりますが、手術は診察後の予約が必要となります。詳しくは当院までお電話ください。
- 診察を受けた当日に手術はしてもらえますか?
- 当日に手術を行うことはできません。最初は診察および術前検査(採血、心電図、X線検査)を行い、その際に手術日を決定しています。次回来院時に手術となります。
- 手術当日は食事など摂ることはできますか?
- そけいヘルニアや下肢静脈瘤の場合、食事は手術前、手術後に関わらず摂っていただいて構いません。
内視鏡検査やバルーン留置術の場合、制限があります。詳しくは当院までお電話ください。
- 手術後に日常生活の活動はどのくらい行ってよいのですか?
- 手術では麻酔を使用するため、手術後の自動車の運転は避けてください。階段の上り下り・軽い散歩などは、手術当日から行なっていただいても結構です。ただし、自転車に乗ったり、ジョギングやテニス、ゴルフなどのスポーツは、術後1週間程度は控えていただいた方がよろしいです。
- シャワー・入浴はいつ頃から大丈夫ですか?
- 術後1日目より、傷口をこすらないように静かにシャワーを浴びてもかまいません。また、術後2日目から入浴(湯船につかる)してもかまいません。
- 仕事復帰の時期はいつ頃ですか?
- デスクワークの場合は、すぐに再開してかまいません。力仕事は、術後2~3週間は避けてください。
- 飲食での注意はありますか?
- 食事は特に制限はありません。飲酒は術後、3日間は控えた方が良いでしょう。
- 内服薬(常用薬)の再開はいつ頃ですか?
- 手術当日夕食後から再開してください。しかし、抗凝固薬を内服されている方は、傷口から出血する可能性があるため、術後にご案内する期間のみ服用を中止した後、再開してください。
- 日帰り手術後の通院はどのようになるでしょうか?
- 翌日の電話再診で問題がなければ、痔核手術は1週間後、そけいヘルニアと下肢静脈瘤は手術後2~3週間後に診察させていただきます。特に異常が見られなければ、随時治療は終了となります。
- 日帰り手術は保険が適用されますか?
- はい。保険が適用されます。
ただし、内視鏡下バルーン留置術には保険が適用されません。
そけいヘルニアについて
- そけいヘルニアになる原因は?
- 年齢とともに筋肉が弱り、力の入りやすいそけい部(左右の足の付け根の部分)の隙間から体内の一部(腹膜や腸の一部)がはみ出してくる場合と、生まれつきの方がいらっしゃいます。
加齢で発生する場合は、組織のコラーゲンの低下が認められます。立ち仕事、力仕事、便秘の方、咳が多い方などに多く発生します。
- どんな症状なの?
- はじめは立った時、お腹に力を入れた時にそけい部に柔らかな腫れを感じます。指で押さえると引っ込むほどのものですが、次第に不快感から痛みになり、腫れが硬くなったり引っ込まなくなったりする場合があります。
- 痛みはないから放っておいて大丈夫?
- そけいヘルニアは、自然には治りません。放っておくと腹圧により、どんどん大きくなります。腹圧は寝ている時を1とすると立った姿勢で4倍、重いものを持つと10倍の圧がかかります。どんな年齢になっても立って歩ける方は症状が進行するため、治療対象となります。ただし、命に係わることは少ない病気ですから、日常生活に不便がなければ治療を急ぐ必要はありませんが、余裕のあるときに早めに治しておきましょう。
- 薬で治すことはできますか?
- できません。
そけいヘルニアの唯一の治療法は手術です。以前は入院日数が多く、再発も少なくない方法でしたが、現在は日帰りも可能な上、再発もほとんどない方法が行われているため、安心して手術を受けていただくことが可能です。
内視鏡検査について
- 予約が必要ですか?
- 診察は、ご予約なしで受け付けておりますが、検査は診察後の予約が必要となります。詳しくは当院までお電話ください。
- 検査の前日に食事をしても大丈夫?
- 食事は前日の夜21時までに済ませてください。21時以降は水またはお茶の摂取のみ可能です。
- 麻酔などは使用しますか?
- 当院では、麻酔剤、鎮静剤を用いた検査を行います。眠っている間に検査が終わり、終了するとすぐに麻酔から覚めることが出来ます。
- どのくらい時間がかかりますか?
- 午前中に検査を行った場合、午後には帰宅が可能です。
下肢静脈瘤について
- 下肢静脈瘤の治療は、きれいに直りますか?
- 通常きれいに直ります。
術後皮下出血がみられても3~4週間で消失し、皮膚の色素沈着も次第に消退します。
時間とともに薄くなっています。
- 下肢静脈瘤を、そのままにした場合の危険性を教えて下さい。
- 静脈炎が起こり、疼痛、発赤、腫脹が起こりることがあります。足のむくみ(脚の腫れ)、膝から下の下腿痙攣はよく起こります。さらに進行すると皮膚が硬く厚くなり、皮膚潰瘍(ただれ)、皮膚炎、皮膚着色も進展するとおこります。
- 下肢静脈瘤のレーザー治療と手術の違いは何ですか?
- レーザー治療は術後再発率が従来の手術(10数%)と比較して低く(4%程度)、皮下出血が少なく痛みも軽く治療が可能です。ただし、血管の状態によりこの治療が出来ない場合もあります。
当院では保険適応でレーザー治療を行っています。